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分譲住宅の区画の選び方って?

分譲住宅を購入しようかなと迷っている方、これからどのような流れで分譲住宅を購入すればいいのか、ご存知ですか?一連の流れを知っておくと、次はどうすればいいのかと悩むこともなくなります。流れについて詳しく学び、予習しておきましょう。

分譲住宅を買うならまずは情報収集から

分譲住宅とは、同じような家を同じ区画に立てることで、お得な値段で建てることができる住宅です。では、分譲住宅を買う際には、契約までどのような流れで行動すればよいのでしょうか。

分譲住宅を購入する際にまずするべきことは情報収集です。どのエリアならば、どのくらいの価格で購入できるのかを考えて、どの分譲住宅地に家を建てるかの情報収集を行いましょう。

他にも、子どもがいれば子どもの校区の雰囲気やその地域の雰囲気なども情報収集しておくと、あとで後悔することが少なくなります。

情報収集の次は問い合わせや見学を行います。自分が気に入った分譲住宅地を手掛けている不動産会社に問い合わせをしてみましょう。モデルハウスがあればモデルハウスを見学できますし、モデルハウスがなくても分譲地について詳しく教えてくれるはずです。

モデルハウスを見学し、不動産会社の話を聞くと、実際の家の雰囲気も感じられ、将来のイメージも膨らみやすくなります。ぜひ、家の見学はしておきましょう。

分譲住宅購入の契約方法

分譲住宅地を見学するとどこにするのか、絞れてきたはずです。利便性やその他の条件も考え、慎重に場所を選びましょう。分譲住宅地を決定すれば、次は購入の申し込みです。購入の申し込みをする際には、住宅ローンについても審査を受けなければなりません。

そして、購入を申し込んだ後は、重要事項の説明です。重要事項については、できれば事前に書類のコピーをもらっておき、不明な点がないかなど詳しく確認しておいてから、重要事項の説明に臨むことをおすすめします。

その場で説明されても、すぐに不明点が出てくるとは限りません。大きな買い物であるので、不明点を残さないよう、十分に準備をしておきましょう。

重要事項の説明を受けると、売買の契約を行います。契約を行うと、あとは入居説明会や内覧チェックで実際の状態を確認し、引き渡しです。

引き渡しの前には、手付金以外のお金を支払う残金決済もあります。残金決済とは、ローン会社から不動産会社へ手付金以外のお金が支払われること。残金決済が終わり、引き渡しが終わると実際に入居可能です。

同時に住宅ローン選び

家を購入する際には、住宅ローンを組む人がほとんどでしょう。

住宅ローンを組み、家を購入するには、家の購入の段取りと並行して住宅ローンも選んでいかなくてはいけません。住宅ローンもどの会社のローンを選ぶのか。とても難しい選択です。

住宅ローンを選ぶ際にも、まずは情報収集を行いましょう。

地元の金融機関だけでなく、ネット銀行である楽天銀行の住宅ローンや固定金利しかないフラット35の住宅ローンなど様々な金融機関が、様々な住宅ローンを出しています。

ネットでは様々な会社の住宅ローンを一括で比較することも可能です。金利や使いやすさ、信用性など様々な面を考慮し、住宅ローン会社を絞り込んでいきましょう。

住宅の購入申し込みをする際には、住宅ローンの事前審査を受けます。

事前審査では、提出しなければならない書類がたくさんあるはずです。不備がないよう、きちんと書類を揃えて提出するようにしましょう。

また、細かなところですが書き間違えもしないように気を付けなければなりません。ちょっとした間違いで信用が低下し、借入が受けられないなどというケースも。生年月日など基本的な情報を間違えないように正しく書きましょう。

無事審査に通ると、ローンの契約です。入居説明会の際に、ローンの契約を一緒に行うことが多いもの。ローンの契約が無事に終わると、融資が実行されます。

内覧会が無事に終わり、住宅に不備がないことがわかると、ローン会社から不動産会社に手付金以外のお金が振り込まれ、そこからローン開始です。毎月忘れずに支払いましょう。

入居の翌年には、忘れずにしなければならないことがあります。それが、確定申告です。新居を建てた翌年には、住宅ローンの控除を受けることができます。住宅ローンの控除はかなり大きいもの。確定申告の際には忘れずに住宅ローンの控除を行いましょう。

すまい給付金の申請など頭に入れておこう

分譲住宅を購入する際に忘れてはならない制度が「すまい給付金」という制度です。

すまい給付金とは、消費税率が5%から8%に引き上げられたことによって、住宅購入者の負担が増えることを緩和するために創設されました。

今のところ、すまい給付金は平成26年4月から平成33年12月までの限定期間対象の制度であり、収入が低い人ほど給付金が多くもらえる制度です。

住宅ローン減税は所得税を減税する仕組みであるため、高所得者ほど減税額が多くなる制度ですが、このすまい給付金は住宅ローン減税であまり恩恵を得られない低所得者を主な対象者としています。

すまい給付金は、入居後すぐに申請することが可能であるうえ、引き渡し後1年3ヵ月までは給付金の申請をすることができます。

そのため、入居した後にすまい給付金という制度があったことを知った場合でも大丈夫。1年3ヵ月以内ならば、すまい給付金事務局に申し込みをしてみましょう。

都道府県民税の所得割の額によって給付基礎額が決定され、その給付基礎額と不動産の持分割合をかけることで、すまい給付額の額が決まります。

基本的には、収入が低い人ほど、給付金の金額は高くなる仕組みであり、消費税が8%の場合年収が510万円以上ある人では、すまい給付金制度を使うことができません。

すまい給付金を利用するには他にも条件があります。まずは床面積が50m²以上であること。そして施工中に第三者から現場の調査をきちんと受けており、住宅瑕疵担保責任保険に加入していること。建設住宅性能表示を利用していること。

あとは、住宅瑕疵担保責任保険法人から保険を同じくらいの検査を受けたこと。以上をすべて満たしていれば、すまい給付金を得ることができます。

すまい給付金のサイトでは、シミュレーションで判断することも可能です。シミュレーションしてみて、給付金がもらえるのか、もらえるのであればいくらくらいもらえるのかを調べてみることをおすすめします。

住宅を建てた際にしかもらえない給付金です。申請するのは、そんなに難しいことではありません。ぜひ申請してみましょう。

分譲住宅を購入する際には、周到に準備をして、失敗のないように買い物したいものです。また、今しかない給付金制度なども知らなければ損をする制度です。分譲住宅の購入の流れをきちんと理解しておき、後悔しないようにしましょう。

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